研修って効果はあるの?
研修の効果は何%?
1. 外部会場で行われる研修に参加したり(いわゆる公開型研修)、
2. 研修会社から講師を派遣してもらい 院内や施設内で行う研修(いわゆる講師派遣型研修)
の2つに分類されます。
そうした研修に、どれだけ効果があると思いますか?
これはあくまで一般的な話になりますが、
人材の育成を全部で100%とすると、研修でカバーできる部分は・・・・、
「10%」
「たった10%…?」と思う方が多いのではないでしょうか。
では、その他90%は何かというと、
仕事を通じて学ぶOJT・・・70%
自己啓発・・・・・・・・・・20%
この数字、皆さんはそう思いますか?
たった10%しか効果がないなら、わざわざお金をかけることもない、
と思う方も多いでしょう。
ですが、よく考えてみて下さい。
1年は365日です。
その365日のうち、研修は何日ありますか?
恐らく数日ですよね。
そのたった数日で、10%なんです。
これって、すごいと思いませんか?
そして、この数字について「一般的な話」と前述したのは、
その他90%に関しても、研修で大幅に「質」を高めることができるからなのです。
「研修」は「やり方次第」では非常に効果がある!
新人看護師に教える先輩看護師の指導方法が良ければ、新人看護師の成長も早いでしょう。
しかし、指導方法が悪ければ・・・。
研修のやり方で要なポイントになるのは、
「研修の目的」を明確にすることなのです。
上の例であれば、「先輩看護師の指導力向上」が目的の研修を行えばいいのです。
これを目的を曖昧にしてしまうと、その対象も曖昧になってしまい、
結局、看護師全員を対象としたコミュニケーション研修 などを行ってしまうわけです。
ただ、何となく行う研修はしない!
目的となる課題をはっきりさせ、その課題を解決するために研修を行う!
これが、シンプルではありますが、最も成果・効果が出る研修実施に至るまでのプロセスです。