介護労働環境向上奨励金 …(旧)介護労働者設備等導入奨励金


介護労働者が働きやすい職場づくりに取り組む方に!
<1>介護福祉機器等助成  (旧)介護労働者設備等導入奨励金
 …介護労働者の身体的負担の軽減のために

<2>雇用管理制度等助成
 …賃金や労働時間などの処遇向上や職場環境の改善を目指す

※平成24年4月1日から名称と助成内容が一部変更されました。


【主な要件】 <1><2>共通です 

・雇用保険適用事業主
・労働保険料の滞納なし
・あらかじめ「導入・運用計画」を作成し、都道府県労働局の認定を受けることが必要
 (計画期間の開始6ヶ月~1ヶ月前まで)

<1>介護福祉機器等助成

介護関係業務の事業主が、介護労働者の身体的負担軽減のために、
介護福祉機器(一品10万円以上)を導入し、一定の改善が認められた場合に助成されます。

[計画期間]:3ヶ月~1年以内
[対象機器]:移動用リフト/自動車用車いすリフト/ストレッチャー/昇降装置 など
(平成24~) 支給対象となる介護福祉機器から「ベット」が除外されました。

【受給額】
・購入した介護福祉機器の(導入)費用の1/2(上限300万円)
※計画期間内に支払いが完了済であること

【受給までの流れ】

1.導入・運用計画を作成し、都道府県労働局へ提出して認定を受ける。
                    ↓
2.導入・運用計画に基づき、介護福祉機器を導入・運用する。
                    ↓
3.導入効果の把握(改善率が見られない場合は支給されない)
                    ↓
4.計画期間終了後1ヶ月以内に、奨励金の支給申請
                    ↓
5.奨励金の支給

<2>雇用管理制度等助成

介護労働者の評価・処遇制度の導入・改善、教育訓練計画の整備・改善などに要した費用の1/2(※)が支給されます。

[計画期間]:6ヶ月~1年以内
[対象制度]:
1.増員…HP作成、求人掲載、チラシ作成など
2.処遇改善…評価・処遇制度など
3.報酬管理…賃金体系の構築、諸手当の導入など
4.労働時間管理…シフト勤務の整備など
5.能力開発…教育訓練計画の策定・見直しなど
6.健康管理…健康診断、メンタルヘルスに関する配慮など

【受給額】
・導入する制度の内容に応じて20~40万円、(上限 総額100万円)

【受給までの流れ】

1.雇用管理制度整備等計画の作成・提出
                    ↓
2.認定を受けた雇用管理制度整備等計画に基づき、雇用管理制度を導入・適用する
                    ↓
3.介護職員の定着状況の確認(定着が見られない場合は支給されない)
                    ↓
4.5. ~同上~

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